マッサージ・鍼灸の種類や効果


武蔵国分寺。

マッサージとは

マッサージの種類は前述しましたが、
 ①医療に用いられるマッサージ(保険適用のマッサージ)
 ②身体を整える整体(自費でのマッサージ)
 ③運動のパフォーマンスの向上を望むスポーツマッサージ(自費でのマッサージ)
大きく分けてこの三つに分類されます。

①医療マッサージとは主に対象部位の筋緊張を緩めることを目的としています。医療保険を使用するためには医師の同意書が必要です。(詳しくは訪問鍼灸マッサージについての項をご覧ください。)

②整体とは筋肉や骨格を整え、ずれを無くすことによって筋緊張を緩めていきます。
身体のバランスが良くなると、全身の血液循環も良くなります。代謝が上がり脂肪燃焼を促すため、ダイエットの効果もありますし、また免疫力アップも期待されます。
 当院の整体では、骨盤から背骨にかけてのバランスを整え左右差を少なくし、身体を本来の良好な状態に戻していきます。更に、その良い状態を維持するために必要なストレッチやトレーニングを行っていきます。

③主にスポーツ選手のコンディションの維持・疲労回復・運動機能向上を目的に行われるマッサージのことを言います。筋肉だけではなくリンパ液や血液・神経や骨にも効果的な影響を与えるような様々な手法が必要となり、最近は一般のマッサージとの手法との特徴や違いは無くなってきています。現在では施術者がどれだけスポーツコンディショニングに関して知識と経験があるかどうかというところで区別されています。
 それぞれのスポーツで必要とされる筋肉は違いますし、使い方も様々です。より使用される部位を効果的にマッサージすることで、代謝を高め、疲労回復を促します。

スポーツの治療についてはコチラ!!

サッカー

 サッカーをプレーする上で最も大事なのは、体幹。どのスポーツでも大事ですが、特にサッカーでは相手との激しいボディコンタクトに耐えなければならず、またボールを強く蹴るにはボールへの正しいエネルギー伝達が必要となります。より強い体幹があると、それが可能となります。
 体幹外側の筋肉だけでなく、身体の奥の筋肉(インナーマッスル、具体的には横隔膜・多裂筋・腹横筋・骨盤底筋群)を効果的に使えるようにするトレーニングが有効です。
 ボディバランスが良くなり、当たりにも強い、よりレベルアップした自分に会えることでしょう。

ゴルフ

 ゴルフのスウィング中に大事なことは、テークバックの時に、身体の軸を起こさないこと。ボールに向かって左右に体軸が動くことは良いのですが、前傾の角度が変わってしまうと、回転軸がぶれてしまい、うまく打てないどころか、怪我の原因にもなります。仮にそのような打ち方で結果が残せていたとしても、身体には負担をかけているので、いつか怪我をしてしまいます。
 肩甲骨周囲・背骨・股関節。この3つを動きやすくすることで、身体の回転をスムーズにし、安定したスウィングを身に付けられます。スコアアップが期待され、更に怪我のない、息の長いゴルフライフが楽しめるようになるでしょう。

テニス

 テニスをプレーしている方に多い障害は、いわゆるテニス肘、というものです。これは、バックハンドのボレーなどで肘周りに違和感や痛みを覚える症状で、肘の外側の筋肉を使いすぎることによって起こります。
 痛みが強い肘周りの筋肉を緩めていくことで、症状の緩和が見られますが、それだけでは再発する可能性が高いです。
 ボールを打ち返す動作は腕だけで行わず、身体のローテーションも使って行うことが大事になります。腕と身体を一体にさせる正しい動き、負担がかからない使い方を身に付けていきましょう。

ソシアルダンス

 ダンスを踊るときの身体の軸を考えてみましょう。解剖学的には身体の軸(重心軸)は耳から肩・腰・膝・くるぶしを通ります。しかし、ソシアルダンスの場合は耳から肩・腰・膝・親指の付け根(ダンス用語でいうボールの部分)となります。

 ラテンダンスでは、男性と女性が離れて踊るので、それぞれがしっかりと自身のバランスで立つことが求められます。また、回転動作も多いことから、体幹の安定がより必要になります。

 スタンダードダンスでは、男女が組んで踊る為、上半身に制限がかかります。その中でしっかりと下肢を出し、動いていきますので、股関節の柔軟性が大事になります。
 股関節の柔軟性が出ると上半身が安定します。男女で組むホールドも安定するので、男性のリードが伝わりやすく女性はフォローしやすくなります。相手に負担をかけずに、お互いの良さを引き出すような踊りができるようになります。

スノーボード

 スノーボードはバランスのスポーツです。ボードの上に常に身体の重心軸が垂直に乗っていれば、バランスを崩して転ぶことはありません。
 スノーボードで滑る上でのポイントは、ボードの上に垂直に立つ、ということです。斜面を滑るスノーボードでは、斜めになったボードの角度に対して垂直になります。水平に対しての垂直とは違うので注意が必要です。
 平坦ではない雪面を滑るボードの上で、正しい体勢を維持する為には、軸を崩さないための体幹の安定性と共に、下半身の関節、とりわけ股関節の柔軟性が大事になります。
 股関節前面の腸腰筋を緩めることで、凸凹な雪面でも安定した滑りができるようになります。

 ここで挙げたものは、スポーツのよくある症例の一部です。もちろんその人その人によって症状は様々です。患者さまの状態をしっかりと理解し、再びスポーツを楽しめるように、オーダーメードの治療を行い、怪我予防のストレッチやトレーニングをお伝えいたします。

 院長の木村は鍼灸接骨院で6年間働いており、またスポーツインストラクターの経験もありますので、マッサージだけでなく、患者さまのご希望に沿った、オーダーメードの治療(全身のバランス調整や骨盤調整、歩行指導、運動・トレーニング指導、ストレッチ指導など)を行えます。
 鍼灸師及びあん摩マッサージ指圧師の国家資格を保有しておりますので、身体の事もしっかりと勉強しており(資格取得には3年間の専門学校での勉強と国家試験合格が必要です)、安心して治療を受けられます。

マッサージの効果って何?詳しくはこちら!!

1.血液・リンパの循環改善。
 身体をあまり動かせないと、老廃物でいっぱいになった血液が手や足にたまりやすくなります。マッサージを行い身体の中心に血液を戻すことで、血液の流れが良くなり、手や足などに栄養や酸素が行きわたり、新陳代謝が良くなります。これにより床ずれやむくみの改善を図っていきます。

2.筋緊張・痛みの緩和。
 筋肉の緊張による痛み、神経痛、関節痛など、痛みには様々な種類があります。マッサージにより、血液の流れが良くなり、硬くなった組織がやわらかくなることで、痛みの原因となる発痛物質が流れやすくなり、筋緊張や痛み、しびれが軽くなります。

3.関節可動域の拡大・維持。
 関節可動域の拡大を目指し、片麻痺や廃用(筋肉などを使わずにいること)により硬くなった関節に対し、関節運動法やストレッチを行います。筋肉が柔らかくなることで患者様のADL(日常生活動作)が向上し、身体介護がより楽になります。リハビリ前後の身体機能の維持やお手入れ(メンテナンス)にも役立ちます。

4.残存機能の改善・維持。
 片麻痺の方のADL(日常生活動作)維持と向上には、麻痺をしていない側の筋力維持や運動機能の維持・向上が重要になります。負荷をかけての運動などを行うことで、ADLの維持・向上や患者様のQOL(生活の質)向上につながります。

5.内臓諸器官の機能改善。
 胸郭(胸のあたり)の筋肉を緩めることで、心臓や肺の血液循環・呼吸機能が改善されます。また、おなかのマッサージや下肢・体幹の運動法を行うことで、消化器等の骨盤内臓器が刺激され、消化・排泄機能の改善につながります。

鍼灸(しんきゅう)とは

 鍼灸とは、鍼(はり)とお灸(きゅう)を使用して様々な症状に対し、身体に適切な刺激を入れることで改善を促す治療法です。鍼灸は東洋医学(アジア圏の伝統医学)として知られますが、日本での東洋医学とは、古代中国において発祥したものとされています。日本には古く6世紀に伝来し、医療職として扱われ始めたのは飛鳥時代、文武天皇の大宝年間であると言われています。そのため、国内でも歴史の長い医療職となっています。

 具体的な治療としては、身体に多数存在する経穴(ツボ)を鍼や灸によって適切に刺激することで、人間が本来持っている自己治癒力を高め、それによって体の不調を改善していきます。
 鍼は髪の毛より細く、痛みを感じにくくさせる管や技術を用いて身体に刺したり、触れたりして治療をする方法で、ツボや筋肉、血管、神経を考慮して治療をしていきます。
 お灸は、皮膚を火傷させる方法や温かい感覚だけを伝えるやり方があります。最近は、火傷をさせる方法は嫌がる人もいるので、温かい感覚だけを伝えるやり方をすることが多く、当治療院もそのようなやり方で治療しています。

鍼や灸の効果って何?詳しくはこちら!!

鍼(はり)の効果
マッサージでは届かない筋肉内の硬い部位に対して、鍼を刺して物理的な刺激を与え、筋肉を緩めます。さらに免疫系や自律神経系に働きかけ、自己免疫力を強化、血流改善や鎮痛効果をもたらします。
 鍼と言うと恐怖心を抱く方がいますが、使用する鍼は注射針より細く、髪の毛ほどの細さ(直径0.14mm~0.20mm程度)なので、痛みを感じることはほとんどありません。心地よい刺激(響きといいます)を感じ、眠気を誘われることもしばしばあるほどです。 感染対策として、1本ずつ滅菌処理されたディスポーザブル(使い捨て)鍼を使用しますので、安心して治療を受けることができます。

灸(きゅう)の効果
お灸の原材料のヨモギにはチネオールという精油成分が含まれており、古来から傷治療や殺菌等に用いられてきました。お灸は、そのヨモギを乾燥させた艾(もぐさ)が使われます。局所を温めることで冷えの解消や、血行促進、筋緊張・痛みの緩和が期待出来ます。
 お灸には様々な種類がありますが、当院では温灸を行っております。 温灸は間接灸の1種で、肌に直接お灸を置かないのでやけどの心配もなく、熱感よりも心地よい温かさが感じられる手法です。

鍼灸の効果がある疾患は?

 鍼灸治療が保険適用になるのは、神経症・リウマチ・頸肩腕症候群・五十肩・腰痛・頸椎捻挫後遺症の6つの疾患ですが、効果があるのはそれらの疾患だけではありません。WTO(世界保健機構)により、多くの疾患が鍼灸適応であると認められています。
 鍼灸治療では、はりやきゅうの刺激により肩こりや神経痛を和らげたり、自律神経やホルモンバランスを調整したりなど、あらゆる症状の改善や予防、健康の増進を期待することができます。鍼やお灸は、免疫力や回復力などの人間が本来備えている自然治癒力を高めることができ、身体の不調や病気などを未然に防ぐことが可能であるからです。
 鍼灸治療は、不調そのものの原因や症状を取り除くだけでなく、病気の予防や健康の増進にも役立ち、予防医学としての役割も果たせます。また、原因の特定できない身体のだるさや慢性的な生活習慣病などに対しての効果が望めます。